羊水検査とNIPT検査


確定診断を希望した場合、羊水検査を行うことになります。

大体、マーカーテストで確率が100分の1、つまり1%を上回った方たちが羊水検査を希望することが多いです。

検査方法は、妊娠した子宮に長い針を刺し、羊水を吸引します。羊水の中にある細胞が染色体異常を起こしているかどうかを調べるのです。

大きなリスクも伴う羊水検査


ただ、ダウン症などの染色体異常では確定診断が受けられますが、検査を行う上でリスクを伴うこともあります。

リスクにもいろいろとありますが、特に多いのは破水による流産です。年に200~300例に1件という割合で起きていて、この数字は大規模な病院になると年に1~2例の流産が起きているということになるのです。

このリスクは、赤ちゃんの両親にとっては見過ごすことは出来ないでしょう。

羊水検査は子宮に針を指す為「侵略的」と呼ばれています。一方、NIPT検査は妊婦の血液を採取するだけなので「非侵略的」と呼ばれています。

NIPT検査は流産のリスクがなく、しかも読売新聞が報じたように「99%の確率でダウン症が分かる」のであれば「新型」と付くのは、もはや当然ではないでしょうか。

スポンサードリンク


NIPT検査の本当の的中率


ただ99%の確率というのに嘘はありませんが、正確かといわれると断言はできません。

確率を出す上でテストを行いますが、その対象になったのは染色体異常の可能性が高い妊婦さんたちです。

そして結果は、陽性の的中率が99%という結果が出ました。

しかし、普通の妊婦集団に同一のテストを行うと的中率は49%まで下がります。本来なら約50%から99%の確率で当たるといった方が正しいような気がします。

母体血清マーカーテストは高率でも5分の1とか8分の1程度ですが、新型は低くても約50%、つまり2分の1の確率で当たることになります。確実に母体血清マーカーテストよりも精度は上がっているといえます。

さらに結果が「ネガティブ」、要は陰性という結果が出た場合その的中率は99%と高いので、ネガティブとさえ出れば後は安心ですね。

スポンサードリンク

NIPT検査がある限り、羊水検査の必要性は確実に減っていくでしょう。

しかし、「ポジティブ」つまりは陽性の結果が出た場合、確定診断をする為にも侵略的な羊水検査を実施しなければいけません。この辺は、マーカーテストと同じですね。

<まとめ>
・マーカーテストとで染色体異常の確率が1%を上回った場合に羊水検査を希望するケースが多い
・羊水検査には200~300例に1件の割合で、破水による流産するという大きなリスクがある
・NIPT検査は流産のリスクがない
・実は染色体異常も全体の妊婦集団に同一のテストを行うと的中率は50%まで下がる
・それでもマーカーテストよりNIPT検査の方が精度が高いことはたしか
・マーカーテストで陽性反応が出た場合は、マーカーテストと同様に羊水検査を受ける必要がある

スポンサードリンク

あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ

このページの先頭へ