高齢出産で起こりえる染色体異常


ダウン症は染色体異常のうちの一つ


親から子供への遺伝として重要な役割を果たすDNAは、染色体の中にあります。

通常、人間の染色体の数は46本。
そして46本ある内の44本が2本ずつのペアとして、1番から22番まで番号が付けられているのです。

正常な2本組みの染色体を「ダイソミー」と呼びますが、異常が発生し1本足りなかったり、2本以上になってしまうこともあります。

そして3本組になった染色体を「トリソミー」と呼び、これが21番目の染色体になっていれば「21トリソミー」という病気と診断されることになるのです。

いわゆるダウン症。症状としては、先天性の心疾患やさまざまな外表異常、知的障害などを伴います。

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ダウン症が世に広く知れ渡っているのは、染色体異常の中でも流産率が低く、元気に生まれてくるケースが多いからだと考えられます。

他にも13トリソミーや18トリソミーなどがありますが、どれも重度の知的障害と致死的な消化器疾患や心疾患を発症する傾向が見られます。

流産の高率、例え生まれてきても1歳までに死亡してしまうケースがほとんどなのです。

高齢出産で起こりえる染色体異常


もちろん、妊娠適齢期の女性であっても、染色体異常を起こす可能性はゼロではありません。
…とは言っても、やはり加齢とともに確率が上がるのは調査済みです。

ある医療品メーカーの調査では25歳の女性がダウン症の子どもを妊娠する確率は0.1%、
35歳では0.34%、40歳になると1%台となり、45歳では4.8%まで上がることが分かっています。

加齢とともに確立が高くなる原因は、卵子の老化です。

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卵のクオリティが下がると減数分裂が上手くいかず、染色体の数に異常が発生…という悪循環が生まれてしまいます。

厳しい言い方にはなるかもしれませんが、人間に対しても”自然淘汰”が起きているのではないでしょうか。

ある医師は染色体異常で流産してしまったご夫婦やカップルに対して、神様がこの世に生まれたとしても生きることが出来ないと判断されたという意味を兼ねて

「喜ばなくてもいいですが、決して悲しむ必要はありませんよ」

と助言しているようです。
逆に同じ染色体異常であってもダウン症の子は、元気に生まれてくるケースがほとんどです。
これは神様が「流産させるには及ばない」と判断しているからなのかもしれません。

<まとめ>
・人間の染色体は通常46本
・46本の染色体のうち、44本が2本ずつのペアになっている
・21番目のペアが3本組になってしまうことを「21トリソミー」と言い、これが「ダウン症」
・他のペアが3本組になってしまうことがあるが、流産率が高く生まれてきても1歳までに死亡してしまうケースが多い
・卵子の老化により、加齢とともに染色体異常の確率は高まる
・35歳では0.34%、40歳になると1%台となり、45歳では4.8%

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